ギタリストの爪の手入れ

クラシックギター 爪

ギターを弾く方にとっては右手の爪は楽器の一部を言ってもいいほどの重要なものです。毎日少しずつ手入れをしてベストのコンディションを保たないといけません。しかも爪の形、大きさ、指の長さなど、人によってまったく異なるため、これが万人に通用する正解というものがなく、ともかく自分に合った爪の形を求めて試行錯誤を繰り返す他ありません。あこがれの名ギタリストの爪の形をそっくり模倣しても、それがあなたにとって確実に弾きやすいかどうかは分からないのです。
一般的な方法としては、まず指を弦の上に置いてみて、爪のどの部分が弦に触れているかをよく観察し、その部分ができるだけ直線になるように(爪の多くの部分が弦に触れることができるように)形を作っていきましょう。爪先がとがっていて弦に接する部分が少ないと、引っかかって細く貧しい音になってしまいます。私は場合は薬指(a)、親指(p)がかなり長めの方が調子がいいようですが、これも全員におすすめできるわけではありません。
当ギター教室に習いに来られた方で、ほとんど伸ばしっぱなしで、ときおり爪切りで切るのみという方がいましたが、爪切りは2枚の刃で圧迫して切る構造のため、爪にかなりのダメージを与えます。少なくとも右手には絶対に使わないようにしましょう。爪というものは案外デリケートなものなのです。
おおまかな形が定まったら、金属や硬質ガラスのヤスリで大まかに形を整え、目の細かい紙やすり(タミヤのプラモデル用1000番~2000番がお勧めです)で磨いていきます。仕上げは紙やすりの裏面やレシートの裏面でつやつやになるまで磨いて出来上がり。
最初は面倒でも毎日少しずつ手入れすれば、さほど手間にはなりません。