「ラプラタ川の3つの小品」より「ドン・フリアン」「9月」「赤と黒」/M.D.プホール

アルゼンチンのギタリスト/作曲家のマキシモ・ディエゴ・プホール(1957~)の作品です。。
プホールはアベル・カルレバーロに学んだクラシックギタリストですが、アストル・ピアソラやタンゴなどのアルゼンチン周辺の音楽に強い影響を受けたギター作品を数多く作曲しています。
ラプラタ川はアルゼンチンとウルグアイに挟まれた水域で、その周辺ではタンゴ、ミロンガ、カンドンベなどの音楽様式が発生しました。
プホールのこの「3つの小品」もそれらの音楽の要素を巧みに取り入れています。

◆「ラプラタ川の3つの小品」よりⅠ.ドン・フリアン/マキシモ・ディエゴ・プホール
Tres piezas rioplatense Ⅰ Don Julián /Máximo Diego Pujol

ピアソラなどのモダンタンゴの雰囲気が色濃い作品。アクセントが効いたタンゴのリズムの第1部と物憂げなメロディの第2部の2部構成になっています。

◆「ラプラタ川の3つの小品」よりⅡ.9月/マキシモ・ディエゴ・プホール
Tres piezas rioplatense Ⅱ.Septiembre/Máximo Diego Pujol

ミロンガ・カンペーラ(田舎のミロンガ)の雰囲気を持った牧歌的な1曲。
中間部では再びタンゴのリズムが少し現れます。

◆「ラプラタ川の3つの小品」よりⅢ.赤と黒/マキシモ・ディエゴ・プホール
Tres piezas rioplatense Ⅲ.Rojo y negro/Máximo Diego Pujol

ウルグアイの黒人音楽が起源となったカンドンべのリズムが使われています。
カンドンべはタンゴの誕生に影響を与えたといわれています。
打楽器的な特殊奏法も使用されたユニークな作品。

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