恋人もなく/A.バルディ

恋人もなく/アグスティン・バルディ
Nunca tuvo novio/Agustín Bardi

1929年作曲のアルゼンチン・タンゴ。
エンリケ・カディカモによる歌詞は、恋人もできないまま青春を過ぎてしまった孤独な女性を歌っていますが、タンゴの中では音域も広くなかなか難しい歌のようです。
非常に魅力的なメロディのためインストルメンタルでも演奏されることの多い作品です。

作曲者のアグスティン・バルディ(1884~1941)はバイオリン、ピアノ、ギターを弾きこなし、独学ながら独創的で優れた作品を残した初期のタンゴを代表する音楽家で、ビセンテ・グレコやエドゥアルド・アローラスといった有名楽団にも参加しました。
この「恋人もなく」は彼の歌曲の代表作で、時代を先取りしたような洗練されたロマンチックなメロディは時代が下がるほど評価が高まっています。

ここではタンゴ・ギターの名手アニバル・アリアス(Aníbal Arias)の編曲によるギターソロで演奏しています。

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