先月開催したカルロス・モスカルディーニ・ギターリサイタル。
おかげさまで多くの皆様にご来場いただけました。
アルゼンチン・ギター音楽の巨匠の作品の多彩な魅力、力強く温かい音色、音楽表現の奥深さにご来場の皆さんに大好評でした。
そして私自身もこの南米音楽のマエストロと共演させていただく素晴らしい機会をいただきました。
今回はギタリスト・清水悠さんも交えたトリオでの演奏からモスカルディーニ作のワルツ「Doña Carmen(ドーニャ・カルメン)」をお送りします。
とはいえもともとはトリオ用の曲ではないので、なんと当日少し打ち合わせと音合わせをしただけで後はぶっつけ本番!
今までにないほど緊張しましたが得難い経験をさせていただきました。
さらにもう1曲。
「Camino de las tropas(軍隊の道)」トリオVer.です。
私が主旋律を弾いて、2人が即興で曲を膨らませていくというスタイルでの演奏。
もともとソロでも複雑なリズムだった曲がさらにトリッキーな様相になっていきます。
終盤は即興ならではの盛り上がりを見せ、観客の皆様の反応も非常に良かったようです。
フォルクローレ、クラシック、ジャズなど様々な音楽ジャンルを吸収したカルロス・モスカルディーニのユニークな音楽の世界をぜひ感じてください!