5月10日は京都北大路のアイガットサロンでコンサートを開催。
響きの良い空間でゆっくり演奏をお楽しみいただきました。
出演:タンゴ・グレリオ (バンドネオン・星野俊路、ギター・米阪隆広)
タンゴ・グレリオの定番のプログラムに加えて、新レパートリーとしてバンドネオン奏者オスバルド・モンテスのタンゴ「ア・ロス・ミオス(仲間達へ捧ぐ)」、パジャドール(吟遊詩人)のホセ・ベティノティのワルツ「トゥ・ディアグノスティコ(君の診断)」を初披露。
どちらも珍しい作品ですが個性的で面白い曲なのでこれからもブラッシュアップしていきたいですね。
今回はギターソロによる「リアチュエロの霧」ギターをフィーチャーした作品が多めで、ギターの低音弦を意味するタイトルの「ラ・ボルドーナ」などタンゴとギターの関わりもお伝えできたと思います。
タンゴ楽団ではギターはメインの楽器というわけではありませんが、黎明期のタンゴがギターによって演奏されていたことからギターはタンゴの中で特別な存在感を放っています。
だからこそバンドネオンとギターはある意味象徴的な編成と言えるでしょう。
これからもこのシンプルな編成だからこそ出せる持ち味をこれからも追求していきたいと思います!