■エセックス伯のガリアルド/ジョン・ダウランド
■Earl of Essex, His galliard/John Dowland
16~17世紀のリュート奏者/作曲家のジョン・ダウランドの作品。
ダウランドらしい軽やかさの中に哀愁の漂う佳曲です。
エセックス伯とはエリザベス一世の寵臣だった第2代エセックス伯ロバート・デヴァルーを指しています。
国民からの人気も高かった人物だったようですが、宮廷闘争がもとで反乱を起こして失敗、処刑されました。
この曲の歌曲版であるCan she excuse my wrongs(彼女は私の過ちを許してくれるだろうか)もこの事件に関連した内容になっています。
ギターで演奏する場合、リュートのチューニングに合わせるために3フレットにカポタストを付けることが多いですが、ルネサンス期のピッチが現在より半音ほど低かったことをふまえて、この動画では2フレットに付けています。
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