■アッシャー・ワルツ/ニキータ・コシュキン
■Usher Waltz/Nikita Koshkin
エドガー・アラン・ポーの怪奇小説『アッシャー家の崩壊』を題材にしたユニークな作品です。
神経を患ったアッシャー家当主ロデリックは、多くの楽器の音を受け付けなくなったがギターは愛好しているとされています。
作中でロデリックが「ウェーバーの最後のワルツ」を即興で編曲して見事に演奏したという描写があり、このアッシャーワルツはそれにインスピレーションを得て作曲されたのでしょう。
美しいながらもどこか不安定さを感じられるテーマが展開していき、終盤はラスゲアードやバルトーク・ピチカートを駆使して狂乱と崩壊を表現しています。
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