9月24日、25日はタンゴ楽団「ティエラ・ケリーダ・カルテート」の京都公演/神戸公演にゲストで参加しました。
出演:ピアノ/サッコ香織
バンドネオン/星野俊路
バイオリン/村瀬響
コントラバス/後藤雅史
ゲスト:ギター/米阪隆広
中心となるカルテート(4重奏)から、デュオ、トリオ、そしてギターも加えたキンテート(五重奏)・・・古典タンゴからモダンタンゴまでを網羅した、タンゴの様々な側面を切り取る情熱の演奏でした!
昨年の公演に比べても難易度の高いアレンジが多く、華やかでアグレッシブなタンゴをたくさんお届けできました。コアなタンゴファンから初めて聞いていただいた方まで十二分にお楽しみいただけたようで、終演後たくさんのうれしい感想をいただきました。
ピアノのサッコ香織さんが本年度末にイタリアのクレモナに移住されるということで、このメンバーで集まるのも少し難しくなってしまいましたが、必ずや来年も「ティエラ・ケリーダ」の公演を実現させたいです。
タンゴ楽団のバンドネオン、ピアノ、バイオリン、コントラバスに加えてギターが入るキンテートの形式はピアソラのエレキギターを入れた形式が代表的ですが、タンゴを代表する黄金の編成の一つといえるでしょう。ギタリストとしてこのような本格的なキンテートに参加できる機会はなかなか少なく、今回はとても貴重な経験をさせてもらいました。次回はフルメンバーのキンテートでお送りできることを期待しましょう!