神戸市でクラリネット&ギターでタンゴを演奏

神戸中南米音楽会 ギター・米阪隆広 クラリネット・上堂尚子

今日は神戸市の「海外移住と文化の交流センター」の恒例の中南米音楽会で演奏しました。
今回はクラリネット上堂尚子とのデュオでタンゴを演奏。タンゴ・クラリネットの名手パンチート・カオにちなんでデュオ・パンチートとデュオ名を付けました。
クラリネットで伝統的タンゴを演奏するのは国内では非常に珍しいかもしれませんが、黎明期のタンゴではクラリネットなどの管楽器が使用されていました。

同時出演はボーカルのサオリさんとギターのカルロス大野によるビーショ・パパンさん。
今回はなたーしゃさん(ピアノ)と山下敦士さん(パーカッション)も加わって、さらに豊かな音色で心地よいボサノバの世界を聞かせていただきました。
最後のトリステーザではパーカッションと歌で観客の皆さんも参加。暖かい雰囲気で幕切れとなりました。

神戸 海外移住と文化の交流センター 中南米音楽会
それにしても毎年ながらここの施設は本当に素晴らしい建物で気分が落ち着きますね。

「海外移住と文化の交流センター」は1928年に開設された神戸移住センターがもとになっており、1971年までの約40年間、日本から海外への移住の拠点として、南米をはじめとする海外にに多くの移住者を送り出しました。
長年日本のブラジルを中心とした海外移住者を見守り続けてきた建物であり、現在も国際的な文化交流の拠点になっている場所です。
中南米音楽会の会場にはこれ以上ないといっていいくらいふさわしい建物ですね。

神戸 海外移住と文化の交流センター 中南米音楽会

アリエル・ピロッティ関西公演 with ロベルト・杉浦

昨日の神戸ラピスホールでの【アリエル・ピロッティ&ロベルト・杉浦】関西公演、無事に終了しました。 (出演:アリエル・ピロッティ/ピアノ、ロベルト・杉浦/ボーカル、星野俊路/バンドネオン、米阪隆広/ギター)

今回はアルゼンチンのみならず世界各地でタンゴ奏者、指導者、作編曲家として活躍するタンゴ・ピアニストのアリエル・ピロッティ(Ariel Pirotti)氏をお迎えしてのコンサートということで、私たちにとっても大きな転機となる素晴らしい演奏会となりました。

アリエル・ピロッティ ロベルト・杉浦 タンゴ・グレリオ 神戸ラピスホール

アリエル氏のピアノは繊細さと粋な美しさを持った独自の世界を持った美しさで、初めてタンゴ・ピアノを聴いた方もあっという間に彼のピアノに引き込まれていったようでした。 さらに今回の共演した曲のほとんどがこの日本公演のために書き下ろしてくださったアレンジという事で、本当に貴重な演奏会でした。

そして昨年からのコロンビア、アルゼンチンでの演奏活動を通じて、さらに表現力を増し、円熟したロベルト・杉浦氏の歌唱はピアノの音色に溶け込み、あらたな魅力を増していたように感じました。 まさにアリエル・ピロッティ、ロベルト・杉浦両氏の日本・アルゼンチンの国境を越えた友情が実現させたコンサートとなりました!

アリエル・ピロッティ ロベルト・杉浦 タンゴ・グレリオ 神戸ラピスホール
当初はロベルト・杉浦&タンゴ・グレリオのみの演奏会として企画していたフェリーチェホールでの小さいコンサートも、アリエル氏の「多くの日本の方に聴いてもらいたい」という真摯な思いからノーギャラで「友情出演」していただけました。
地位や名誉、金銭ではなく多くの人にタンゴを知り、聴いてもらいたいというマエストロの熱い想いが伝わり感激しました。

アリエル・ピロッティ
今回はビザ取得から企画、運営まで、一切スポンサーに頼らず、関係者の皆様の尽力で実現したコンサートでした。 またコンサート直前に発生した台風19号の未曾有の災害。 被災された皆様に心からお見舞い申し上げるとともに、大変な状況の中お越しいただいた皆様、ご助力いただけた皆様に厚く御礼申し上げます。

Special Thanks …神戸ラピスホール、フェリーチェホール、A&DMusic、名古屋サロンコンサート

アリエル・ピロッティ ロベルト・杉浦 タンゴ・グレリオ 神戸ラピスホール

アリエル・ピロッティ ロベルト・杉浦 タンゴ・グレリオ 神戸ラピスホール

恋人もなく/A.バルディ

恋人もなく/アグスティン・バルディ
Nunca tuvo novio/Agustín Bardi

1929年作曲のアルゼンチン・タンゴ。
エンリケ・カディカモによる歌詞は、恋人もできないまま青春を過ぎてしまった孤独な女性を歌っていますが、タンゴの中では音域も広くなかなか難しい歌のようです。
非常に魅力的なメロディのためインストルメンタルでも演奏されることの多い作品です。

作曲者のアグスティン・バルディ(1884~1941)はバイオリン、ピアノ、ギターを弾きこなし、独学ながら独創的で優れた作品を残した初期のタンゴを代表する音楽家で、ビセンテ・グレコやエドゥアルド・アローラスといった有名楽団にも参加しました。
この「恋人もなく」は彼の歌曲の代表作で、時代を先取りしたような洗練されたロマンチックなメロディは時代が下がるほど評価が高まっています。

ここではタンゴ・ギターの名手アニバル・アリアス(Aníbal Arias)の編曲によるギターソロで演奏しています。

2019年12月15日(日)タンゴ・グレリオ×奥濱春彦 ~EL ENCUENTRO

タンゴ・グレリオ×奥濱春彦 ~EL ENCUENTRO2019年12月15日(日) 開場15:30 開演16:00
出演:奥濱春彦/フラメンコ舞踊手
タンゴ・グレリオ(星野俊路/バンドネオン、米阪隆広/ギター)
料金:¥4,000+ドリンク代¥500
会場:十三アルディエンテ
(大阪市淀川区十三東3丁目28-16 Kimura Bld. B1F)
※阪急「十三」駅東出口より徒歩3分
■主催 フィガロ株式会社
■チケット
http://figarokobe.jp/(フィガロ株式会社ネットショップ)
■ご予約/お問合わせ
Mail:figaro.co@ae.auone-net.jp

2019年12月1日(日)バンドネオン&ギターの奏でるノスタルジック・タンゴの世界

池田市民文化会館 タンゴ・グレリオ(バンドネオン/星野俊路、ギター/米阪隆広) 2019年12月1日(日) 開演 15:00 開場 14:30
出演:バンドネオン/星野俊路、ギター/米阪隆広
入場料:\2,000《ケーキセット付,要予約》 (小学生以下 \1,500)
会場:レストラン Bridge(ブリッジ)
池田市民文化会館内 (池田市天神1-7-1)
※公園側からも入ることができます
※阪急「石橋」駅から徒歩約8分
◆ご予約・お問い合わせ(米阪ギター教室)
Mail:g_yone2007@yahoo.co.jp
Tel/Fax:072-743-6207

フリア・フロリダ/A.バリオス

フリア・フロリダ/アグスティン・バリオス・マンゴレ
Julia Florida/Agustín Barrios Mangoré


パラグアイの天才的なギタリスト/作曲家のアグスティン・バリオス・マンゴレ(Agustìn Barrios Mangoré、1885~1944) 作品です。
バリオスは様々な作風の作品を残していますが、この曲はバルカローレ(舟歌)の雰囲気を持つ詩的でロマンチックな1曲。
「フロリダ」は地名ではなく、スペイン語本来の意味である「花でいっぱいの」という形容詞です。生涯演奏旅行を続けたバリオスですが、旅先で出会ったフリアという女性にささげた曲のようで「花のように美しいフリア」という事なのでしょう。

大阪関目でバンドネオン×ギター×フルートの演奏会

バンドネオン&ギター「タンゴ・グレリオ」 フルート・山村有佳里

本日はバンドネオン&ギター「タンゴ・グレリオ」の大阪関目カフェプレリュードで演奏しました。今年1月のバイオリン・松本尚子さんとの演奏会に続いて2回目の出演でした。

今回はフルート奏者・山村有佳里さんとのコンサート『伝統とモダンのはざまで』をお送りしました。
実はタンゴで最も古い歴史を持つ楽器フルートにクローズアップし、古い下町のタンゴの粋な雰囲気からピアソラのモダンタンゴにつながっていくタンゴの様々な側面をお聴きいただきました。

元工場だった建物を改装したという会場は音響効果もよく、フルートの音ものびやかに響いており、お越しいただいた皆さんにもゆっくりお楽しみいただけたようです。

おかげさまでカフェプレリュードさんでの演奏は毎回ご好評いただいておりますが、早くも来年の出演も決まっています。
詳細が決まり次第お知らせさせていただきますが、そちらも新しい趣向の演奏会になりそうなのでご期待ください!

過去の出演記録

梅田阪急でタンゴ・グレリオが演奏

阪急百貨店梅田 タンゴ・グレリオ アルゼンチンタンゴ バンドネオン ギター バイオリン ピアノ

昨日は阪急百貨店うめだ本店で10日まで開催される『ラテン的多彩な生活』のライブステージへの2度目の出演でした。
今回もタンゴ・グレリオ(バンドネオン・星野俊路、ギター・米阪隆広)にバイオリン・松本尚子、ピアノ・麓朝光を加えての拡張編成でお届けしました。
日曜ということもあって平日だった前回よりも、さらにたくさんの皆様が足を止めて聴いてくださったようです。
阪急百貨店という便利な立地もあってか、普段私たちのライブにお越しいただいているお客様も気軽に立ち寄ってくださいました。

阪急百貨店梅田 タンゴ・グレリオ アルゼンチンタンゴ バンドネオン ギター バイオリン ピアノ

今回ももちろんダンサーさんたちにも何曲か入っていただき華麗なダンスが披露され、間近で繰り広げられる迫力のダンスに皆さん目が釘付けになっていました。
タンゴ・グレリオの普段のライブはカフェや小ホールなどが多く、なかなかダンサーさんとの共演機会がないので、こういったイベントならではの豪華なステージとなりました。
普段のライブで私たちの演奏を聞きなれている皆さんも大満足していただけたようです。

阪急百貨店梅田 タンゴ・グレリオ アルゼンチンタンゴ バンドネオン ギター バイオリン ピアノ

またこのイベントのために特別に結成されたバイオリン、ピアノを加えた四重奏編成も、松本さん、麓さんという実力あるミュージシャンの絶妙のパフォーマンスもあってよいバランスに仕上がりました。
ここにバスが加わればタンゴの王道・キンテート(五重奏編成)が完成するので、いつか機が熟せばやってみたいですね!

この2日間会場にお越しいただいた皆様、今回の機会を設けていただいた阪急百貨店さん、ステージをプロデュースされたカフェティン・デ・ブエノスアイレスさんをはじめ、関係者の皆様にもあらためて感謝いたします。楽しい2日間でした!

朱色の塔/I.アルベニス

■朱色の塔/イサーク・アルベニス
■Torre Bermeja/Issac Albéniz


スペインの作曲家/ピアニストのイサーク・アルベニス(Isaac Albéniz,1860~1909)作曲のピアノ独奏曲集「性格的小品集」Op.92の中の1曲です。
「朱色の塔」とはグラナダのアルハンブラ宮殿の西にある古い塔の事とも、カディス県の海岸にある遺構だともいわれています。
いずれにせよ過ぎ去った時代への追憶や憧憬を感じさせるロマンあふれる1曲です。
速い3連符のアルペジオに彩られた物悲しいスペイン的な旋律が印象的な前半と、過去の栄光の時代を表現したような後半の2部形式で書かれています。
ここではドイツのギタリスト、トーマス・ミュラー・ぺリングの編曲に基づいて演奏していますが、何か所か変更しています。