2日に渡るタンゴ・ギタリスト「ミルタ・アルバレス」のコンサートとワークショップが終了しました。
前々日の市民文化会館の閉鎖などを受けて開催が危ぶまれましたが、会場を提供していただいたテアトロ・ルセロさんをはじめ多くの皆様のご協力をいただいて、人数を限定しながらも奇跡的にコンサートを開催することができました。
ご来場者は全員マスク着用、アルコール消毒を徹底していただき、開演中何度もドアを開閉して換気するなど、健康対策に留意しながらの開催となりました。
ご来場者は全員マスク着用、アルコール消毒を徹底していただき、開演中何度もドアを開閉して換気するなど、健康対策に留意しながらの開催となりました。
前半はミルタ・アルバレスによるギターソロ、後半はタンゴ・グレリオのバンドネオン・星野俊路、ギター・米阪隆広、賛助出演のギタロン・福井浩気との共演のステージをお送りしました。
ミルタさんのタンゴは時に軽妙に粋なリズムを、時にタンゴ・オルケスタをそのまま写し取ったような超絶技巧を、そしていくつかの曲では美しい歌でアルゼンチン音楽の魂を聞かせてくださいました。
そして共演ステージではタンゴ・グレリオでもいつか再現したかったタンゴ・ギターの巨匠ロベルト・グレラのレパートリーを中心としたタンゴを演奏しました。
ご来場いただいた皆さんの喜びの声、温かい励ましの言葉を聞くと、厳しい状況下でも文化を絶やさず続けることの意義を感じた演奏会でした。
様々な人々が分断されるような時期であっても人と人、国と国とのつながりや文化の交流はなんとしてでも続けていかなくてはいけません。
そしてこの日だけに終わらず、この演奏会を機にアルゼンチンと日本、関東と関西のタンゴを介した友情が続くことを願います!
最後にこの奇跡のような開催を助けてくださった皆様、
すぐに代替の会場を提供してくださったテアトロルセロ様、オーナー様、
急きょ通訳や運営のお手伝いをしてくださったPaPiTa MuSiCaの西村秀人様、谷本雅世様、
招聘元であるアルゼンチン・ミュージック・ラボ様、
今回苦渋の思いで閉鎖された池田市民文化会館様にも最後まで色々とご助力いただきました。
そしてもちろんこの大変な状況下でお越しいただいた皆様に厚く御礼申し上げます!
過去の出演記録