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ビウェラ・デ・マノを聞く

ビウェラ・デ・マノ

昨日は大阪市内の船場ビルディング/サロン・ドゥ・螺での古楽コンサートを聞きに・・・
今回は水戸茂雄さん(ビウェラ・デ・マノ)、澤朱里さん(スピネット)が演奏されました。ビウェラ・デ・マノはルネサンスギターの原型となったという珍しい楽器で、この日の楽器は古い図面をもとに復刻制作されたものだそうです。ルネサンス時代の楽器特有の繊細ながら明るく人間的な響きに、リフレッシュした気分でした!奏法も現代のギターと似ているようで大きく異なる面もあり、興味深かったです。具体的には親指を人差し指の交互奏法(フィゲタ)の多用や、モダンギターでは動かした親指が手のひらの外側に向かうのに対し、ビウェラ・デ・マノでは親指が手のひらの内側に来るなど。弦高も非常に低く、指の腹でなでるように弾いていました。
毎月サロン・ドゥ・螺ではこのような古楽のコンサートが催されており、次回は9月23日にリュートの佐野健二氏が演奏されます。

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