9月6日は池田市民文化会館Bridgeで米阪ギター教室の主催行事、【ティータイムコンサートVol.15 山崎由規&米阪隆広ジョイントギターコンサート】を催しました。
神戸からお越しいただいたゲストの山崎由規さんはギターデュオ「ゲンノート」としても活動している関西を代表する実力者の1人。
出会ってからずいぶん長い方ですが、今回が初の共演となりました。
実は5月に企画していたものが緊急事態宣言で延期になったので、去年の年末以来久しぶりのBridgeでのティータイムコンサートの開催となりました。
普段の開催に比べて定員を半分にし、客席は十分に間隔を取っての開催、入場前に検温のご協力をお願いする等これまでとは違う形式になりましたが、それでも皆様に快くご協力いただきゆっくりと演奏をお聴きいただきました。
今回のティータイムコンサートは「クラシックギターの伝統と革新」というテーマで、伝統的に演奏されてきた定番の作品から、現代の作品や珍しい編曲作品などを取り上げるプログラムになりました。
ソルやタレガ、現代のブローウェルや武満徹などギター音楽史において重要な作曲家の作品を中心にお聴きいただきました。
山崎由規氏と私の表現の方向性や音色の違いなど、同じクラシックギタリストとのジョイントならではの聞き比べもできたかと思います。
クラシックギターにくわしい方もそうでない方も、ギターレパートリーの様々な側面をお楽しみいただけたかと思います。
このティータイムコンサートでは今後も私がホストとなって様々なゲストをお迎えしてギターの魅力をお伝えしていきたいと思います。
次回の開催は11~12月ごろを予定しています。
≪プログラム≫
(米阪ソロ)
サラバンドとドゥーブル(バッハ)
メヌエットイ長調(ソル)
マリエータ、マリア(タレガ)
イェスタディ(レノン=マッカートニー/武満徹編)
天使の死(ピアソラ/ブローウェル編)
(山崎ソロ)
11月のある日(ブローウェル)
愛の唄(メルツ)
スペインセレナータ(フェレール)
サンバースト、ムーンタン(ヨーク)
(デュオ)
月光(ソル/ゴンザレス編)
アルハンブラの想い出(タレガ/ゴンザレス編)
フールオンザヒル(レノン=マッカートニー/ブローウェル編)
ロンドンの街々(マックテル)
ヒロシマという名の少年(武満徹)