映画『ディアハンター』のテーマ曲。
『ディアハンター』はベトナム戦争に翻弄され、心身に傷を負った田舎町の3人の青年たちの姿を描いたM・チミノ監督の1978年の映画です。
第51回アカデミー賞の作品賞ほか5部門を受賞し、ロバート・デ・ニーロ、クリストファー・ウォーケンらの演技も高く評価されました。
過酷な戦争を描いているにもかかわらず、テーマ曲の「カヴァティーナ」は素朴でやさしいメロディで、そのことが悲しみややりきれない思いをいっそう際立たせています。
映画では多重録音による2重奏で演奏されていますが、後に演奏を担当したジョン・ウィリアムズ自身によってギターソロに編曲されました。
カヴァティーナ/S.マイヤーズ