11月24日は大阪市内の音楽ホール・堀江アルテで「タンゴ・コケータ×タンゴ・グレリオ ジョイントコンサート」を開催しました。
【出演】
タンゴ・コケータ(吉岡凛/ピアノ、木村直子/バイオリン、星野俊路/バンドネオン)
タンゴ・グレリオ(星野俊路/バンドネオン、米阪隆広/ギター)
今年は日本・アルゼンチンの国交120周年ということで、それを祝して何かできないかとアルゼンチンをこよなく愛するタンゴ・コケータの吉岡さんに相談して今回の企画が立ち上がりました。
お互いに奏者がゲスト出演するなどなにかと関係の深い2つのバンドですが、正式な形のジョイントは今回が初めてなのは改めて考えると意外でした。
ちなみにバンドネオン奏者は両バンドでかぶっていますが、そのあたりは関西でのバンドネオン奏者の希少さが感じられます。
前半はタンゴ・グレリオ、後半はタンゴ・コケータでの演奏を中心にお届けしました。
ノスタルジックで下町風味のムードのタンゴ・グレリオと華麗で&スタイリッシュなタンゴ・コケータ。
一言でタンゴといっても編曲や楽器の編成で大きく印象が異なることを、お越しいただいたお客様にも感じていただけたかと思います。
そしてもちろんタンゴ・コケータ×タンゴ・グレリオ、四重奏での共演ステージも!
四重奏ではピアソラの「ブエノスアイレスの冬」と「リベルタンゴ」。そして最後はもちろん「ラ・クンパルシータ」を演奏しましたが、やはり4人でないと出せない迫力や表現もあり、とても楽しく演奏できました。
ありがたいことに大好評をいただいての終演となり、アンケートにもあたたかい言葉をたくさんいただきました。
今後も四重奏でのレパートリーも少しずつ増やしながら、時折ジョイントコンサートをしていきたいと思います!