昨夜は13回目となった中崎町のギャラリー&カフェ「ティナレンテ」でのバンドネオン&ギター「タンゴ・グレリオ」Liveでした。 出演:星野俊路(バンドネオン)、米阪隆広(ギター)
かれこれ7年、半年に一回のペースでティナレンテさんでは演奏させていただいていますが、昭和の面影残る中崎町はタンゴにぴったりで特別な雰囲気を味わえるお店です。
お客様も音楽やアートを愛する方が多く、毎回素敵な出会いがあります。
昨日お越しいただいた皆さんも特製ディナーやポルトガルワインを召し上がって、くつろいだ気分でお楽しみいただけたようです。
今回のライブでは新たなレパートリーとして、タンゴギターの名手、アニバル・アリアス(Aníbal Arias)の編曲によるギターソロ「恋人なんていなかった(A.バルディ作曲)」と・・・
バンドネオンの名手、オスバルド・モンテス(Osvaldo Montes)作曲のバンドネオンソロ「ア・ロス・ミーオス」取り上げました。
この2人のタンゴ・ミュージシャン、モンテス&アリアスは私たちタンゴ・グレリオの音楽性にも大きな影響を与えたバンドネオン&ギターデュオです。
彼らの1曲1曲をいつくしむような素晴らしいアレンジは私たちもよく取り上げ、参考にしています。
また珍しい企画として、本来アコーディオンで演奏されるフランスの大衆音楽であるミュゼットをあえてバンドネオンで演奏するという挑戦も行い、ジョゼフ・コロンボの名曲「ナニー」を演奏しました。
ちょっとアルゼンチン風味のフランス(?)になったかもしれませんが、お客様には好評でした。
ティナレンテさんの観客と身近に接しながら演奏する環境だからこそこういったチャレンジ企画もしやすい気がしますね。
こういう間近でお聴きいただける環境だけに、このお店ではアコースティックなサウンドの美しさを重視して演奏をお届けしたいと思います。
次回のタンゴ・グレリオのティナレンテLiveの日程は未定ですが、来年5月ごろを目処に開催したいと思います。