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プラネタリウムで〈朗読とタンゴ〉コンサート

文化パルク城陽プラネタリウム、朗読・馬場精子、〈タンゴ・グレリオ〉バンドネオン・星野俊路、ギター・米阪隆広

5月15日は文化パルク城陽プラネタリウムでのコンサート「朗読とタンゴが誘う物語の世界」に出演しました。
【出演】朗読・馬場精子、〈タンゴ・グレリオ〉バンドネオン・星野俊路、ギター・米阪隆広

文化パルク城陽プラネタリウム、朗読・馬場精子、〈タンゴ・グレリオ〉バンドネオン・星野俊路、ギター・米阪隆広

タンゴ・グレリオによるアルゼンチンタンゴの演奏に続けて、田丸雅智作『海酒』、宮沢賢治作『注文の多い料理店』の朗読に私達の演奏を合わせました。

海の記憶を呼び覚ます不思議な酒の物語、『海酒』には星野俊路作曲のノスタルジックなワルツ、プホール作曲「9月」、スタンポーニ作曲「最後のコーヒー」を挿入曲として演奏しました。
過ぎ去った過去の風景への尽きない想いは、タンゴにも通底するイメージ。
馬場さんの朗読も情感がこもり、一本のドラマのような効果になったと思います。

そして『注文の多い料理店』には米阪作曲のオリジナル曲から始まりました。
アルゼンチンの舞曲ガトのリズムをイメージして作りましたが、これはガトはスペイン語で「猫」を表すことからの連想です。
お話の進行に合わせて不気味な旋律や効果音を即興で合わせるなど、普段はあまりやらない演奏にもチャレンジしました。
次第に変化していく馬場さんの朗読に合わせて、高まる不安感が伝わっていたでしょうか?

お客さんの反応も上々!
もともとタンゴは演劇とも関係の深い音楽なので、朗読となかなか相性がいいのかもしれませんね。

過去の出演記録

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