3月31日は17回目となる中崎町ティナレンテでのライブ【ノスタルジックタンゴの極み】でした。
演奏は〈タンゴ・グレリオ〉バンドネオン・星野俊路、ギター・米阪隆広。
ありがたい事に満員御礼！
新旧のレパートリーを練り直したプログラムは大好評でした。
「エル・チョクロ」「エル・マルネ」などの古典タンゴは初期の活動の頃はよく弾いていましたが、時を経てあらためて弾いてみるとやはり味わい深い名曲。
長く残る音楽には心地よい力強さがあります。
そして4年前、コロナ禍の間にアレンジしていた「母をたずねて三千里」より「草原のマルコ」もブラッシュアップして初お披露目！
実はタンゴ・グレリオにとっていろいろと因縁のある曲なんですが、皆さんに喜んでいただけたようで良かったです。
あらためて弾いてみるとなかなかアルゼンチン的な味わいのあるいい曲ですね。
子供向けのアニメと言っても手を抜かず、徹底的にリサーチして制作したことがうかがえます。
終演後は星野を取り囲んでの突発的なバンドネオン・ミニ講習会。
ティナレンテの空間で聴くタンゴの生演奏はやはり相当なインパクトがあったようです。
タンゴやアルゼンチンに興味を持ってくださる方が増えたのが実感できた実りのある演奏会でした。