Sueño de barrilete(凧が飛ぶ夢)
1957年発表のタンゴで女性歌手エラディア・ベラスケスの処女作。
タンゴの形式やリズムにとらわれすぎず、歌詞からイメージして自由にメロディを作っていったようです。
詩的な雰囲気の歌ですが、歌詞の内容は人生の現実に自分の理想は打ち砕かれていくという苦いものです。
『子どものころ私は見ていた 夢の中の変てこな幻想
私の純粋な夢 凧のようになって 雲の間を高く上っていく
希望の風に乗って高く高く 私は幻想の世界で育った 自分の心だけに耳を傾けて
でも人生はおもちゃじゃないし リリシズムなんて価値のない切符のようなもの』
アルゼンチンのギタリストビクトル・ビジャダンゴス(Victor Villadangos)の演奏に基づいて採譜しました。