1月19日は大阪関目カフェプレリュードでの『タンゴ・グレリオ×本田千鈴 TANGO CAFÉ2020』、新年から幸先のいい満員御礼で終演しました。お越しいただいた皆様、毎回素晴らしい機会をブッキングしてくださるカフェプレリュード・マスター様、ありがとうございました!
【出演】本田千鈴(ソプラノサックス)、星野俊路(バンドネオン)、米阪隆広(ギター)
初共演のサックス奏者・本田千鈴さんとのトリオでしたが、実はサックスはアルゼンチンタンゴで使用されることがほとんどない楽器です。というのもサクソフォンはかなり新しく開発された楽器で、普及し始めたのもやっと100年ほど前のため、タンゴとサックスは出会う機会がほとんどなかったのです。
そのため海外などを見ても、伝統的なアルゼンチンタンゴを数多くレパートリーにするサックス奏者はほとんどいません。
私たちとしても挑戦しがいのある試みとなりました!
今回初共演して分かりましたが、ソプラノサックスの甘く軽やかな音色は、「淡き光に」「ホテル・ビクトリア」などの古典タンゴにも馴染みがいいですね。
また力強く歌い上げるタイプの曲にはアルトサックスもよく似合います。
アルトサックスで演奏してもらったピアソラの『私はマリア』はスタイリッシュで都会的な響きでお客様にも好評でした。
「サクソフォン×アルゼンチンタンゴ」はなかなか開拓しがいのある世界の予感がします。
今後もレパートリーを増やしながら共演を続けていきたいですね。