スペインの作曲家・ピアニストのエンリケ・グラナドス(Enrique Granados、1867~1916)が1892年に発表した「12のスペイン舞曲」の中の1曲。
副題の「アンダルーサ」とはアンダルシア風という意味で、スペイン南部のアンダルシア地方の印象が色濃い作品です。
原曲はピアノ独奏ですが、冒頭からギター奏法を模したようなリズミカルな伴奏が続き、12曲中最もスペイン情緒が強く感じられるロマンチックなメロディが奏でられます。
ギターで演奏される機会も昔から多い作品で、ここではミゲル・リョベートによる編曲で演奏しています。
スペイン舞曲第5番アンダルーサ/E.グラナドス