クラシックギターコンクール【第45回ギター音楽大賞2021すいた】 の吹田メイシアター中ホールでの二日間の日程が無事終了しました。
まずは注目の大賞部門の結果をお知らせします。(詳細な結果は後日ギター音楽大賞のウェブサイトや「現代ギター」誌へのレポートでお知らせいたします)
《大賞部門結果》
1位:福山日陽(愛知)
2位:押山一路(東京)
3位:宮川春菜(奈良)
4位:中子拓矢(大阪)
5位:渡邊 華(東京)
本選賞:奥垣内健(京都)
審査員賞:中島健哉、綾田日向子
今年は大賞部門、シニア部門、アンサンブル部門の審査と運営の方で関わらせていただきました。
本来は第45回記念は昨年開催予定でしたが、残念ながら2020年度は緊急事態宣言のさなかでホールが閉鎖されてしまったため開催はできませんでした。
今年も緊急事態宣言の期間と重なってしまい一時は開催が危ぶまれましたが、会場の吹田メイシアター様、共同主催の公益財団法人吹田市文化振興事業団様のご協力により、無観客で2年ぶりに開催することができました。
大変な状況下でご協力いただいた皆様、スポンサー様、そしてもちろん参加者の皆様に厚く御礼申し上げます。
無観客のホールは有観客の時とはまったく違います。
最初に上げた写真からも独特の緊張感が漂っているのがわかりますが、響きも温度も観客の有無でここまで変わるのかと驚きました。
参加者の皆さんにとっては演奏の感覚が通常とは異なるため大変だったと思いますが、この2年間で十分に研鑽を積まれた成果からか各部門とも例年以上にハイレベルな熱のこもった演奏を聴くことができました。
特に大賞部門の上位3名やジュニア部門など若い世代の成長が著しく、おどろきの連続の演奏が繰り広げられました。
来年以降のギターコンクールはどうなっていくか、非常に楽しみになっていく2日間でした。
最後に当ギター教室からは1名参加者がいましたが、ジュニア部門(中学生の部)で見事銅賞を獲得されました!
激戦となったジュニア部門で練習の成果を発揮することができて大変うれしく思っています。