■紅蓮華/作詞:LiSA 作曲:草野華余子 ギター編曲:米阪隆広
■Grenge/LiSA - Kayoko Kusano Arr.Takahiro Yonesaka
■Grenge/LiSA - Kayoko Kusano Arr.Takahiro Yonesaka
「現代ギター2020年8月号」に楽譜が掲載されたアニメ『鬼滅の刃』オープニングテーマ、「紅蓮華」のギターソロアレンジのYouTube演奏動画です。
クラシックギターでの演奏を想定していますが、あえてクラシックギター風ではなく原曲のロックの雰囲気が出せないか考えてアレンジしました。
誌面にはスペースの都合上くわしく書けなかった解説をここで記しておきます。
■原曲のテンポは132ほど。
ギターソロではそのテンポで演奏するのは少し難しいかもしれませんが110~120くらいでテンポキープできるのが理想でしょう。
ギターソロではそのテンポで演奏するのは少し難しいかもしれませんが110~120くらいでテンポキープできるのが理想でしょう。
イントロからテンポは正確にキープするように。間延びしたり間がつまったりしないようにしましょう。
■7小節目からのリフの部分は右手の人差し指(i)をピックに見立てた奏法で演奏します。
ちょうどピックを持つときのように親指を人差し指に添えて固定し、楽譜に書かれている音の鳴る弦にできるだけ正確に爪を当てて演奏します。
書かれていない音の弦には極力爪が当たらないようにするか、左手を使ってミュートするかしましょう。
慣れないうちは難しく感じますが、コツがつかめるとうまくねらった弦を鳴らせるようになります。
この奏法の時は手首に力が入って硬直してしまわないように注意しましょう。
■Aパートからは原曲とリズムを変えて、3+3+2のリズムでベースラインが動くようにしています。
これはタンゴでよく使われるリズムパターンをヒントにしたもので、疾走感の出るリズムです。
■Bパート3小節目のハーモニクスはメロディの一部です。はっきりアクセントをつけて弾きましょう。
■Dパートからはストロークの中から旋律が浮かび上がるように強弱をうまくコントロールする必要があります。
■Dパートからはストロークの中から旋律が浮かび上がるように強弱をうまくコントロールする必要があります。
楽譜の表記が少しわかりにくかったかもしれませんが、上向きの矢印がダウンストローク、下向きの矢印がアップストロークを表しています。
私はダウンストロークをi、アップストロークをmかpで演奏していますが、ここは皆さんの得意な組み合わせで弾いてもいいでしょう。
どこにストロークが入るかは即興的な部分もあるので細かくは指示してしませんが、動画を参考にパターンを考えてください。
■Dパートの5小節目は8フレットのセーハから人差し指の先端を6弦8フレットに置いたまま、そこを軸にするように肘から手首を旋回させて人差し指の付け根付近で1弦7フレットを押さえます。(斜めセーハ)
■Dパートの5小節目は8フレットのセーハから人差し指の先端を6弦8フレットに置いたまま、そこを軸にするように肘から手首を旋回させて人差し指の付け根付近で1弦7フレットを押さえます。(斜めセーハ)
■Bダッシュのパートは弾きにくければ上声部は単音にしていいでしょう。
あまり強く弾かず軽いタッチで演奏しましょう。
■Eパートは一転して静かな雰囲気に。
ダル・セーニョ②の4小節前からクレッシェンドしてラストにつなげていきます。