■ラ・クンパルシータ/ヘラルド・マトス・ロドリゲス(アニバル・アリアス編)
■La Cumparsita/Gerardo Matos Rodríguez(Arr.Aníbal Arias)
この曲を演奏しないタンゴ楽団はないともいわれる世界中で最も演奏されているタンゴのひとつ。
クンパルシータとは「小さな仮装行列」という意味で、もともとはウルグアイの大学生だったマトス・ロドリゲスがカーニバルの行進曲として作曲した簡素な作品でした。
後にマトス・ロドリゲスの父の依頼でロベルト・フィルポがタンゴとして編曲して演奏しますがあまり話題にならず、1924年に作詞家のパスクアル・コントゥルシがマトス・ロドリゲスに断りなく歌詞を付けたバージョンを発表して、初めてこの曲がヒットしました。
このため「誰が真の作者か」という争いが長らく続くことになります。
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