セレナーデ/フランツ・シューベルト(J.K.メルツ編)
Ständchen/Franz Schubert(arr.J. K. Mertz)
フランツ・シューベルト(Franz Peter Schubert、1797~1828)の没後に出版された遺作集『白鳥の歌』に収録された歌曲で、シューベルトの歌曲の中でももっとも有名な作品の一つです。
「セレナーデ」とは中世ヨーロッパから続く伝統を持つ、夜に恋人の家の外で歌われる愛の歌ですが、シューベルトのこの作品も恋人への想いを情熱的に歌い上げる歌詞が付けられています。
この動画ではシューベルトとほぼ同時代のギタリスト、ヨハン・カスパール・メルツ(Johann Kaspar Mertz、1806~1856)による編曲で演奏しています。セレナーデは伝統的にギターやリュート、マンドリンなどで演奏されていた歌曲なので、この作品もギター編曲に合ってっているように感じます。
セレナーデ/F.シューベルト(メルツ編)