昨日は西宮市甲子園のギャラリーアライさんで「タンゴ・グレリオ」のライブを行いました。
（出演：バンドネオン・星野俊路、ギター・米阪隆広）
緊急事態宣言に伴う活動休止期間中もミュージックビデオの撮影などを行っていたため演奏は何度かしていましたが、生演奏ライブとしては実に3カ月ぶりになります。
ライブの独特の緊張感や会場の音の響き、お客様の反応などは、やはり生演奏でしか得られない感覚です。本当に楽しいひとときになりました。
お越しの皆様も久しぶりに演奏会に足を運ぶという方も多く、最初は少し緊張した固い感じがありましたが、次第にリラックスして笑顔で楽しんでいただけたのはうれしかったですね。
今回のライブでは「エンスエーニョス（夢想）」「マダム・イヴォンヌ」などのMVで収録した新しいレパートリー、長らく弾いていなかったワルツ「パロミータ・ブランカ（白い小鳩）」など復活させたレパートリーも取り混ぜてプログラムを組みました。
そしてもちろん今年生誕100年となるアストル・ピアソラの作品も取り上げましたが、MCでもできるだけタンゴとピアソラの関係性を理解していただけるように、噛み砕いて解説しました。
記念すべきピアソラ生誕100年ということで、アルゼンチンタンゴにとって重要な2021年になるはずでしたが、残念ながらコロナ禍のため思うように活動できないまま半年が過ぎてしまいました。
しかしこの日のライブのように演奏会を企画してくださる方、応援してくださる方の存在により再び活動を再開することができました。
今年の後半はさらに力を入れて演奏やタンゴの情報発信を進めていきたいと思います！
