池田市テアトロルセロの企画《お話とminiステージ⑤~アルゼンチンタンゴ》大好評で終演しました。
《案内人》米阪隆広
《演奏》タンゴ・クルサード
星野俊路(バンドネオン)、松本尚子(バイオリン)、後藤雅史(コントラバス)、
米阪隆広(ギター)
文化庁AFF(ARTS for the future!)の補助対象事業として開催されたこの企画は、フラメンコ、ファド、オペラなど様々なジャンルの演者がお話と実演でその魅力を紹介します。
私たちがご案内した「アルゼンチンタンゴ編」では、いつものレクチャーコンサートの企画とは少し趣向を変えて、
Ⅰタンゴはだれが作ったか
Ⅱバンドネオンってどんな楽器?
Ⅲどうやって演奏しているの?
Ⅳコンチネンタルタンゴとは
Ⅴピアソラはタンゴか否か
というトピックスに分けて、アルゼンチンタンゴという音楽を理解する上でぜひとも知っていただきたい内容に絞り込んでお話ししました。
奏者の実演や音源を交えながらの約40分のコンパクトなレクチャーでしたが、トピックスを絞り込んだため、部分的にはこれまで取り上げられなかった詳細な話もできてよかったと思います。
ミニステージのコーナーではそれぞれ時代やリズム・様式の違う作品を取り上げて、タンゴの表現の様々な側面をお聴きいただきました。
よく知られているようで、意外とその実態が正確には理解されていないタンゴの世界。
こういう機会を今後も積極的に設けて、広めていきたいと思っています!
【演奏曲目】
タンゲーラ/マリアーノ・モーレス
酒宴の一夜/エドゥアルド・アローラス
黄金の心/フランシスコ・カナロ
パ・ラ・グアルディア/エルネスト・バッファ
ノクトゥルナ/フリアン・プラサ
フーガと神秘/アストル・ピアソラ
レビラード/アストル・ピアソラ
(アンコール)リベルタンゴ/アストル・ピアソラ