■悲しきミロンガ /セバスティアン・ピアナ(アニバル・アリアス編)
■Milonga triste/Sebastián Piana(Arr. Aníbal Arias)
1937年、セバスティアン・ピアナ作曲、オメロ・マンシ(Homero Manzi)作詞によるミロンガ歌曲の名作。
恋人を失った孤独を歌い上げる痛切で格調高い歌詞です。
都会的なタンゴのミロンガよりも、フォルクローレ風の田園のミロンガに近い作風です。
アニバル・アリアスによるギターソロ編曲で弾いていますが、奇をてらわない古き良きミロンガ風の味わい深いアレンジになっています。
『愛してしまった悲しみ、小道に残る君のはにかみ。
この道でもう君に会えない悲しみ。
墓地の静けさ、星々の孤独。
エプロンと黒いおさげ髪の想い出は私を苦しめる・・・ああ!
私は死の道を帰ってきた。
たどりつけずに帰ってきた。
愛しい君の名前を叫び、泣くとも知らず泣いた・・・』
トリオバージョンのライブ演奏です。
演奏:星野俊路(バンドネオン)、米阪隆広(ギター)、上堂尚子(クラリネット)
2016年4月16日池田市テアトロ・ルセロ「タンゴ・グレリオ~ブエノスアイレスの風」にて。
◎YouTubeチャンネルではクラシック、ポピュラー、タンゴなど様々な作品を演奏しています。
お楽しみいただけましたら【評価&チャンネル登録】などで応援していただけると励みになります。